釣りの種類について

サビキ釣り

釣り糸に針を複数取り付け、海に仕掛けを垂らす方法です。一度に複数匹の魚が釣れる場合があり、釣りの醍醐味を手軽に味わえる点が特徴です。初心者の方はもちろん、小さな子どもも楽しめますので、週末に家族で揃って釣りに出かけるという際にぜひお試しください。

ウキ釣り

釣り糸にウキ、おもり、針などを取り付け、浅場から深場まで自在に魚のあたりを狙う方法です。ウキには「棒ウキ」、「円すいウキ」、「電気ウキ」などの種類があります。水面上にウキが浮かんでいるのであたりが見えやすく、初心者の方でも気軽に始められる点が特徴です。

投げ釣り

海岸沿いにある砂場などでの釣りに適した方法です。釣り場まで遠い場所からでも、ターゲットとなる魚を狙うことができますが、難易度は少し高めとなります。重量のあるおもりを使用し、しかけを遠くに飛ばす技術が必要です。水面下に糸を投げ込んだ後は、「待ち釣り」・「引き釣り」といった方法で魚を狙います。

落とし込み釣り

船の上や堤防といった場所で楽しめる方法です。糸を海面下に垂直に垂らし、大物魚を狙う点が特徴となります。釣り方は、まずアジやイワシといった小物を狙います。小物が食いついたなら、そのままさらに深い場所まで糸を垂らしていきます。すでに糸に食いついた小物を餌とする青物（ブリ・カンパチ）、ヒラメなどを狙うのが目的です。

フカセ釣り

フカセ釣りは「ウキフカセ釣り」ともいい、仕掛けを海の中で漂わせて魚を釣る方法です。ウキが遊動式で、マキエを使うことがポイントといえます。ウキが動くことで、ハリが沈む深さも変わるため、釣り場所に合わせて狙う深さを柔軟に変えることができます。繊細な釣り方ですが、馴れると便利なので、ぜひマスターしておきましょう。